秋吉敏子の元ダンナで、渡辺貞夫との共演でも知られるCharlie Mariano/チャーリー・マリアーノ。

この人も他のサックス奏者と同様に年齢を重ねるにつれ時代にあったプレイスタイルに変化していくのであるが、僕が好きなのはやはり50年代～60年代のオーソドックスなプレイスタイル。

大きな声では言えないが、渡辺貞夫との共演の頃からは商業チックに走ってしまい、正直聴くに値しないアルバムを連発してしまっており、この人の評価を下げてしまっており残念。

ただ、この人の一番輝いていた時代のプレイは秀逸極まりないです。

代表的アルバムであるのが、「Charlie Mariano Plays」

アルトサックス、トランペット、トロンボーンの３管によるアレンジもいいですね。

（一部、テナーサックス吹いています。これも素敵です。）

このころのCharlie Marianoは、木の音がしますね。フレーズが歌っていますね。バップ全盛期の時代における教科書的な演奏。

静かにジャズバーで聴きたい一枚です。アルバムの表紙は販売元によって異なるようですが、このシンプルな表紙が一番好きです。

ちなみに先ほどヤフオクで調べてみたところCDが500円程度で売られていました。価値がわからない人が多いな、、、、

Charlie Mariano Plays

A1 Cloe
A2 You Go To My Head
A3 S’nice
A4 Manteca
A5 It’s You Or No One
B1 Three Little Words
B2 Green Walls
B3 Give A Little Whistle
B4 I Should Care
B5 My Melancholy Baby

Alto Saxophone – Charlie Mariano (tracks: A1 to A3, B1, B2, B5)
Bass – Max Bennett
Drums – Mel Lewis (tracks: A4, A5, B3, B4), Stan Levey (tracks: A1 to A3, B1, B2, B5)
Piano – Claude Williamson (tracks: A1 to A3, B1, B2, B5), John Williams (5) (tracks: A4, A5, B3, B4)
Tenor Saxophone – Charlie Mariano (tracks: A4, A5, B3, B4)
Trombone – Frank Rosolino (tracks: A1 to A3, B1, B2, B5)
Trumpet – Stu Williamson (tracks: A1 to A3, B1, B2, B5)

Recording dates:
Tracks A1 to A3, B1, B2, B5: December 21, 1953, Los Angeles
Tracks A4, A5, B3, B4: July 11, 1955, Los Angeles

カテゴリー:Album

タグ:Charlie Mariano, Claude Williamson, Frank Rosolino, John Williams, Mel Lewis, Stu Williamson